アイデアで省スペース化
初めてのDIYでは使い勝手よりも思い入れで設計することが多いように思います。色々な資料から参考になる機能を選びデザインに取り入れたりして楽しいものです。しかし実際に旅に出て使ってみると必ずしも満足した結果が得られるものでもありません。
特に格好の良い展開式ベットは無精者には天敵です。食事の後にテーブルを片付けて別途メーキングするのは長旅ではストレスであったりします。
旅を重ねるごとに最適なスタイルを追求することがキャンピングカーDIYの醍醐味です。
さて、写真はキャラバン1号のシンクです。アイデアはスペースを有効に使用するためにスペースを兼用することとしました。

シンクの上に蓋を設けて調理や食事をするためのスペースを確保しましたが食事中にシンクを使えないという短所がありました。 よって効率の悪いギャレーとなりました。

我が家は旅先で地物野菜でサラダ作りを楽しんでいます。シンクは野菜を洗うのに大変便利です。調理はしないのでシンクは不要という方もいますが時間のあるシルバー世代には必需品ではないでしょうか。

写真は「ふもとっぱらキャンプ場」で撮ったものです。雄大な富士山を前にして早めの夕食にしました。ご覧のように広々としたキャンプ場にテントやターフを張っていないのは少し寂しい光景ですが室内では下の写真のように楽しんでいます。

夕飯の準備を始めた家内のとなりでスーパーで買った「アジの南蛮漬け」で一杯始めたところです。食事の準備中なのに2本目に手を付けて叱られる直前のスナップショットです(汗)
この状態では流しを使うことは出来ません。そこで下の折畳式テーブルを取り付けました。

先の経験から折りたたみテーブルを後付けしたところ画期的に車中飯が楽になりました。ホームセンターで買い求めた金具にパイン集成材で作った天板を取り付けました。天板中央には磁石が効くステンレスプレートを埋め込みましたが天板が重くなっただけであまり効果がありませんでした。

このテーブルで冬はガスコンロ、夏はIHクッカーを使用して調理をしています。その理由は室内温度調整のための対策です。

二人分のスペースが確保できました。
まとめ
- 排水タンクのドレンは必要(清掃時に便利)
- ギャレーに引出しがあると便利(省スペース)
- シンクに蓋は不要(蓋が湿気で反る)
- 食器の洗浄水は工夫次第で削減出来る
- 折畳テーブルで省スペース
- ベットエリアに干渉しない(万年床万歳)
- トイレ収納エリア確保(夜間尿対策)