
静音化なんて書きますと高級車のような静かな空間を予想しますが実際のところ車体に伝わるさまざまな振動(音波)を押さえる軽減させることが主な狙いです。例えば停車中の雨音などはかなり気にならなくなります。次に断熱作業はバンコンの大きな屋根から伝わる日射熱を軽減させ冷房能力を高めます。

内装板取外しの注意点は二つです。手袋などをして内装板を汚さないこと(私の場合は新車なので素手で仕事をしています)次に二人作業を心がけて内装板を折らないように作業しましょう。

フロント部の内装板を取外すためにアシストグリップ、サンバイザー、リアエアコンのコントローラー、ルームライトを取外しましょう。サンバイザーの取外しのためにはプラスでもマイナスでもないトルクスドライバーが必要です。サイズT20を使用します。


柄のついたトルクスドライバーを買おうと思いましたがセットのほうと値段が同じくらいなので写真のようにレンチスタイルセットを買ったので回すのに苦労しました

リアクーラーのコントロールパネルを外してフロント部の内装板を外します。キャラバンの内装板や各種部品の取外し方法が詳しく掲載されているWEBサイトをご紹介しますので活用してください。この管理人さんは日産ファンとのことですがあまりにも詳しいので日産関係者ではないかと勝手に思い込んでいます(冗談) https://nv350caravan.com/door-panels-decomposition/

前部、後部の内装板を取外して制振作業と断熱作業の準備が出来ました。制振用シートはエーモンの「音楽計画」を使用しました。コロナ禍でDIYブームのせいか制振用シートが品不足で2週間待ちでした。旅行・外食産業は大打撃を受けていいるなかでコロナバブルも起きている業界もあるとニュースで見ましたが実際のところどうなのでしょうか?

”エーモン社の宣伝より抜粋” 1.インナーパネル用制振シート
レジェトレックス(従来品)と同等の制振性能で作業性がアップ。曲面にもなじみやすく、しっかりと圧着できます。 2 .ポイント制振材
専用設計のアルミ拘束層と特殊ゴム系粘着剤によりレジェトレックス(従来品)と比較し、約1.6倍の制振性能で振動を効果的に抑えます。ピンポイントで使いやすいパッチ形状としました。 3. アウターパネル用制振材
独自の高効率振動吸収技術により、アウターパネル特有の広範囲に渡る微振動を効果的に吸収するとともに、密度の高い特殊樹脂素材で防音性能にも優れています。


制振材は全面に貼る必要はないので鉄板をたたきながら響くところに貼っていきましょう。 キャラバンの荷室天井は格子状なっているのでそこに貼りました。将来の剥がれを防止するために制振材と鉄板の間に空気が入らないように慎重に貼ります。

これで静音化の作業が終わりました。30枚入りを3箱購入しましたがここまでの作業で2箱を使いました。残りはエンジンルーム周りに使用するか考えていますがまだ先になりそうです。次は断熱作業ですがツイーター取付とアクセサリー電源取出し作業をのため少し寄り道をします。